読書メモ「不動産投資で地獄を見た人の怖い話」加藤隆 著

読書をした。メモ。不動産投資におけるリスクが事細かに説明されていた。実際のエピソード付きなので、イメージしやすい。不動産投資とはタフネスのことかと思った。

不動産投資における八つのリスク

1 経済環境にかかるリスク
2 販売会社にかかるリスク
3 建物管理会社にかかるリスク
4 賃貸管理会社にかかるリスク
5 金融機関にかかるリスク
6 入居者に係るリスク
7 税務署にかかるリスク
8 その他のリスク

取得、または内容を理解しておくべき資格

宅地建物取引士
マンション管理士
防火管理者
行政書士
ファイナンシャルプランナー
簿記

加入を検討すべき保険

というか入るべき保険

団体信用生命保険
火災保険
地震保険
家財保険
入居者死亡保険

建物の耐震性について

昭和56年築以前の旧建築基準法の建物は避けるのがベターか
活断層エリアは避ける※
埋立地、海岸沿いを避ける
「谷」の名前がつく低地は避ける

※活断層エリアは、国土地理院 Web サイトで公表されていた。

国土地理院:https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/active_fault.html

活断層、色んな所にある。

歴史は繰り返す。災害リスクを知るには、古地図とハザードマップを読むべし。

赤ちゃんなので勉強になります。

2016年の本でした。著者の加藤さんは現在もバリバリの大家さん。
最新のブログがとても楽しそうで何よりでした。

建美家のコラムも100話くらいあり、第1話を読んでみたら、「失敗学のすすめ」という本から

失敗情報を蓄積すれば貴重な財産になる。

という一説を紹介されていた。後進のための共有ありがたや。勉強させていただきました。